MARCA。クリスティアーノは去り、ベンゼマはスコアラーとしての能力に改めて疑問符がついたものの
現在は、クリスティアーノなしでも新たな役割を満喫。
端的には、よりボックス内でプレーし、9番としてプレーするようになったこと。
それはどちらもクリスティアーノ放出によりもたらされたもの。
以下が変化。
・シュート数の増加
クリスティアーノがいる際は、クリスティアーノが全体のシュートは3割を締め、ベンゼマは全体の13%に過ぎなかったものの、
今シーズンは、ベンゼマのシュートは全体の26.32%と倍加。
・アセンシオはCR7ではない
ベンゼマがチームのゴールの4割を占めるようになったのは、単に本人の意識だけでなく、ともにプレーするアセンシオのスタイルも関係。
アセンシオは外からの突破を好み、クリスティアーノのダイアゴナルにエリアに侵入するスタイルと真逆。
・関与の増加
ここ数シーズンでは特に、クリスティアーノはよりセンターフォワード的なプレーを好み、
それがベンゼマをエリアから遠ざけていたものの、現在ではよりエリアでプレーすることに。
・ロペテギにとってアンタッチャブルな存在
ベンゼマは、フロレンティーノやジダンのお気に入りであるという声にうんざりしており、
ジダンが去ったことが、退団を後押しするのではという予想もあったものの、
新たなバージョンのベンゼマはロペテギのキープレイヤー。
現在、ベンゼマはジダン時代に許されていなかったすべての役割に関与しており、
ロペテギのプレースタイルにも、周囲と連携できるベンゼマはフィット。
・自信
昨シーズンは結果が出なかったことで、ベンゼマの自信にも影響したものの、今季は
ゴールと新たな役割で、ベンゼマの自信も向上で、これはどの9番にも不可欠な要素。
・リヨン時代のカリム
昨季は、バイエルン戦、リバプール戦での重要なゴールがあったにもかかわらず、ベンゼマは一部のファンに見放されてしまったものの、
クリスティアーノとの役割がありながらもベンゼマはシーズン平均21.3ゴールしており、
現在はマドリーが獲得しようと思わせたリヨン時代の輝き
・私生活
ベンゼマは長年彼を悩ませたヴァルブエナとの1件が解決し、フットボールに集中
・W杯
ベンゼマにとっては、母国がW杯でトロフィーを掲げる姿を見るのは難しい経験であったものの、
彼は真っ先にチームを祝福するとともに、現在はマドリーに集中。