MARCA。ジダンがチームを引き継いだとき、既に何があるかはわかっており、
選手たちがベストとは程遠く、ドレッシングルームが落胆していても驚かない理由。
ジダンは選手たちの電源を入れることに苦労しているものの、
そうしようとはしており、声を上げるべきときは上げる場合もあり。
その最たる例は先週の土曜の、エイバル戦のハーフタイム。
マドリーは0-1で負けており、さらに悪いことに、
選手たちは怠慢なパフォーマンス。
ジダンは選手たちのプライドに訴えかけるように熱弁。
50000人のファンは、タイトルがかかっていない、寒く雨の降るベルナベウに訪れており、
ジダンは選手たちに、彼らのために勝つように訴え。
「私達は、この寒さの中来てくれたファンのために勝たなければならない」とジダン。
ジダンは選手たちの態度に苛立ち、「プライドを示せ」と厳命。
ジダンはよりボールを早く、流動的に動かすことを命じ、
更にブーイングは忘れ、それをモチベーションにするように選手たちに伝え、
「君たちは君たちの本来の姿ではない。恐れることなくプレーしてほしい」
と答え、選手たちはそれに応えた形。
「ジダンは4つのことをハーフタイムに言った」とレギロンもこのことを認める発言。
・ジダンの決断
「シーズン終了後に(放出選手は)すべてがわかる」としているジダンも、
実際にはジダンは既にいくつかの決断を下しており、その次に決断する選手を見定めている状態。
ジダンは、選手のクオリティそのものよりも、このクライシス状態における態度と、選手へのチームの関与をより重視。