MARCA。バレンシアはマドリーにとって売りたくない相手として知られた存在。マドリーは多くのバレンシアの選手に興味を示して来たものの、実現に至った例はかなり少ない状態。
前ロレンソ・サンス会長時代、ページャ・ミヤトビッチ獲得に契約解除条項を行使してからというもの、バレンシアは態度を硬化。
メンディエタ、アジャラ、アルベルダ、シルバ、ビセンテ、ガヤ、アンドレ・ゴメスと多くの選手に興味を示したものの、いずれも実現にいたらず。実現に至ったのは2009年に1500万ユーロで獲得したアルビオルのみ。
最も著名なものは2008年のビジャのケース。ビジャとマドリーは4000万ユーロの移籍金で移籍することに合意していたものの、バレンシアは4200万ユーロを要求。その代わりにマドリーは2500万ユーロ+ネグレドを提示したところ、バレンシアはこのオファーが好みでなく、最終的にビジャは2010年、4000万ユーロでバルセロナに移籍。