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モドリッチの契約延長、ベリンガムとクロース次第

MARCA。

シーズンが重要な局面に入る中、バルデベバスでは既に来季のチームの準備に取り掛かっている段階。

これからの個人の成績とタイトルによって、複数の選手の将来が決定。

ダニ・セバージョスのように、10月には6月いっぱいでの退団が決まっていたのに、クラブがここ最近の好成績を踏まえ、契約延長を申し出るケースも。

しかし、主な問題は6月30日に契約が切れるレジェンドのうち、バロンドールを受賞すれば自動で延長されるベンゼマを除く2人。

・クロース

クロースは33歳であるが引退を考えている特殊なケースであり、クラブはその決断を見守っている。

「内部で話し合うのが一番だと思う。色んな要素があるから正直に言うしかない。今の所決まっていないが、とても落ち着いているし、双方とも愚かなことはしない。このスケジュールなら、フルにプレーしないことも、控えになることも普通。」とクロース。

・モドリッチ、オファーを待つ

再現性のない選手であるモドリッチは、来季の契約を希望しているが、ジュード・ベリンガムの移籍のため、マドリーは未だオファーを出していない状態。

2月と3月の間、世界のサッカー界で最も有望な19歳のセントラルミッドフィールドが新ベルナベウに行くか、プレミアリーグに戻るのかを見ることになる。

・ベリンガムは来るのならばスタメン

マドリーは1億ユーロ+3000万ユーロを払っても、ベリンガム争奪戦で金銭面でシティ、ユナイテッド、PSGに勝てないことを知っている。

レアル・マドリーではっきりしているのは、ベリンガムが最終的に来るのならば、文句なしのスタメンであること。そしてクロースが契約延長をするのであれば、モドリッチのためのスペースはほとんどなくなってしまう。

マドリーとカルロはこの点で不一致があり、昨日カルロはエルチェ戦前の会見で「このクラブのレジェンドはマドリーで引退しなければならない」と発言。

クラブW杯は、カルロにとってクロースとモドリッチが大一番のスタメンであることを明確にした。たとえセバージョスが現在の状態であっても。これが、2人のベテランミッドフィールダーがベリンガムと相容れない理由。

そして、年齢が大きな理由となって、2人のうち1人しか契約延長しない場合。モドリッチでなければならないと考えている模様。