序盤危ないシーンなどはありましたが、
基本的にはリスクをかけず、失点を避けながら相手のミスやチャンスを待つという、
トーナメント仕様のマドリーの本気かつ、慎重な戦い方で、
勝者のメンタリティのある鹿島に、安定感ある勝利。
UEFAスーパーカップで負けていることもあり、
万が一にも落とせないタイトルという自覚が強く出ていて、
チームの精神状態は良いと思います。
・ベイル
ここでハットトリック。大事なゲームでの活躍はとても印象深く、
今後あらゆる面でプラスになるはずです。
・ベンゼマ
良かったです。終盤のチャンスは決めたかったですが、
ベイルとよく絡んでいたことはとてもプラスです。
・クロース、モドリッチ
安定感がありました。要所できっちり仕事するあたりはさすがです。
・マルコス・ジョレンテ
攻撃時、動きがアンカーではなく、ダブルボランチのそれとなり右に流れてしまい、
パスコースとなれずモドリッチとクロースの邪魔になってしまうという課題を見事修正。
攻撃時はセンターバックが開いた間に入っていました。
問題点を意識し、それをすぐに修正してきた点が◎です。
・カルバハル、マルセロ
この日はどちらも攻撃参加は抑えめでしたが、やはり彼らがいるマドリーはグレードが2段階あがります。