MARCA。
マドリーはムバッペに続き、ケパを6ヶ月間で基本的な合意に至っていながら2度目の獲得失敗。
理由のひとつはジダンの否定的な意思。マドリーは9月にケパに興味を抱き、関心を伝え、ケイラーの後継者と期待。しかし11月に、ビルバオからの契約延長を迫るプレッシャーにより、事態に変化。
ケパはビルバオの圧力(契約延長がなされなければ、ジョレンテのように契約切れまで干し、W杯を逸す)から、マドリーが獲得をするのであれば来年ではなく1月にしてくれと通達。クラブはケパの獲得を1月にするようジダンに変更を求め、ジダンも一度は納得はしたものの依然否定的な意思。
ジダンはシーズンの途中でカシージャを「追放」することがロッカールームの雰囲気に悪影響との考え。1/3、ホセ・アンヘル・サンチェスGMはケパの獲得意思をビルバオに通達も、ビルバオは契約解除条項行使以外の手法(契約解除条項の2000万ユーロより多めに払い、両者合意の友好的解決)を拒絶。
翌1/4、ケパはマドリーのメディカルチェック。ここでもう一つの問題が浮上。マドリーはケパの右足の負傷を、手術が必要と判断で、その場合は3-4ヶ月の離脱に。ここでマドリーは、契約の場合は手術をするようケパに通達。 ケパは最終的に、W杯かマドリーでのプレーかを選択する状況に。
ケパはマドリー移籍という一世一代のチャンスを十分に重要視し、マドリー移籍に傾いていたものの、最終局面で出されたビルバオの好オファーに加え、度重なるジダンの補強への否定的な発言から、家族と熟考の末、ビルバオとの契約延長を選択。