MARCA。
相手側のゴールに得点していれば、満足感は完璧。
カンプ・ノウのゲームのあと、マドリーの素直な感想がこれ。
マドリー上層部は、楽観的な見方を取り戻し、
懐疑的な見方をしていた批評家をも納得させる出来だったと感じている状態。
マドリーは数ヶ月前、無気力でフットボールのない壊れたチームで
「病気」にもがき苦しんでいた状態。
新たなシーズンが始まっても「ドクター・ジダン」は、苦しんでいた状態。
マジョルカ戦での敗北は、終わりの始まりを予感させるもの。
しかし実際は異なり、12試合負けなしで、カンプ・ノウのゲームは、
勝利出来なかったことは事実だったものの、
カンプ・ノウでの出来は、相手のバルサに素晴らしいチームだったと感じさせるもの。
ジダンはイスコ、ヴァラン、モドリッチ、ベイルといった、
過去のシーズンではベストに程遠かった選手たちを回復させることで
チームを立て直し、
フェデ・バルベルデのスタメンを抜擢、彼は最高のパフォーマンスで、
チームは喜び、パワー、ダイナミズムを取り戻すことに成功。
このウルグアイ人は、クロースとカゼミロを影響もさせ、
特にカゼミロは突破不可能な壁に。
ロドリゴ、メンディ…
バルベルデだけが良いニュースではなく、
メンディやロドリゴの出来は、彼らに疑念を抱いていた見方を払拭するもの。
特にメンディは、守備の安定に大きく貢献し、獲得に大きく携わったジダンはここでも成功。
加えて、チームはファイトがあり、
バレンシア戦では95分に得点、バルセロナではレアル・マドリーの再来を予感させる出来。
チームはすべてのタイトルを狙えるもので、3月には想像しなかったもので、
マドリーは、落ち着きを取り戻す。