MARCA。就任3ヶ月で、ロペテギはピッチ上、プレーの質で危機に。
さらに、いくつかのロペテギの決断がクラブの方針の真逆のものであると懐疑されている状態。
UEFAスーパーカップでの敗戦に始まり、すでに、リーグ、CLで敗戦。
・GK論争
CLでのケイラーを2戦先発させたことは、クルトワ獲得でGKの序列を確定させたかったベルナベウの上層部が気に入らない点。
クラブはリーガ、CLで同一のGK(クルトワ)の起用を理想としており、リーガではクルトワ、CLではケイラーの現体制はGK論争を引き伸ばす結果に。
・ヴィニシウス
また、ヴィニシウスもロペテギとクラブの軋轢。ヴィニシウスにクラブは出場機会を与えることを望んでおり、当初のプランはここまでトップチームで起用せず、カスティージャでばかりプレーする想定ではなく。
ロペテギは公式戦でヴィニシウスを起用したのはダービーでの2分のみ。
・「忘れられた」新加入選手
ヴィニシウスは氷山の一角で、新加入選手をあまり起用しないことも奇妙。ヴィニシウス、マリアーノは未だ先発出場がなく、オドリオソラはカルバハルの負傷にもかかわらずペースをつかめていない状態。クルトワはレギュラーではなく、ケイラーとポジションを争っている状態
・ロペテギの意思の浸透性
ロペテギの意思を伝える能力も問題視。
CSKA戦でのラモスを休ませるという重大な決断ですら、(会見で)ロペテギが伝えた以上のことは知られておらず、デリケートなチームの状態で休ませるべきではなかったと理解されている状態。
・カレンダーと怪我
ピスファンのセビージャ、ダービー、CSKA戦をすべて中2日で戦ったこの2週間は、ロペテギにとって最初の評価の場であったものの、結果は2敗、ノーゴール。
負傷者は当然チームにマイナスに作用したものの…。
・クリスティアーノの幻影
ゴール欠乏症は、ベルナベウにクリスティアーノ放出を思い出させる結果に。
クリスティアーノ放出はロペテギの責任ではないものの、長引くゴール欠乏症はチームの足を引っ張る結果に。
別記事
・ロペテギ、ベニテスより悪い数値
MARCA。ロペテギは1月で解任されたベニテスよりも悪いスタート。ロペテギは最初の10試合でわずか5勝で、3敗。ベニテスは最初の10戦は7勝3分無敗。
また、ロペテギはフロレンティーノ政権下通しても最悪の数値。