MARCA。
ジョアン・フェリックスに当初付いていた1億2000万ユーロの契約解除条項を安すぎると感じたベンフィカは、
2億ユーロに増額する新オファーも提示も、選手自身が拒絶した過去。
アトレティコはそれを踏まえ、8000万ユーロのオファーを提示。
競争相手はシティ、ユナイテッド、チェルシー、ユベントス。
そのうち、マンチェスターの2チームのうちのひとつは、1億2000万ユーロの契約解除条項満額を提示する意向を表明。
そのため、ジョアン・フェリックス獲得には1億2000万ユーロ満額が必要となり、
アトレティコはグリーズマンの契約解除条項が2億ユーロから1億2000万ユーロに下がり、バルセロナが購入するのを待ち。
とはいえ、いずれにせよ高額であるため、移籍金のうち選手分の受け取りを変更する方法を検討。
こうした交渉において、スペインの2強も獲得レースに参戦するのは必然。
まずはバルセロナが注目し、注意深く価値を査定していたものの、グリーズマン獲得に(再)参戦となったため頓挫。
マドリーの場合は、「世界の若いタレントを集める」というポリシーに合致していたため、注目されていたものの、
ゲームメーカー、セカンドストライカーのポジションは、次の大型契約であるアザールとかぶり、
またアセンシオ、ロドリゴの存在も。
しかし、そうであっても、ジョアン・フェリックスの強大なポテンシャルと、
2年前にムバッペに起こったことを繰り返したくないという恐れから、
マドリーは8000万ユーロを提示し、1年間ローンでベンフィカに貸し出すプランを提示。
しかし、ベンフィカ、選手ともに、リーグを制し、新たなチャレンジを望むことから、このプランには興味を示さず。
したがって、アトレティコにとって、ふたつの強力なライバルの存在は消滅した状態。