Another painful defeat collection in the Bernabeu.
全体的には、双方とも今後を見据えた戦い方で、
序盤のマドリー以外は、試合のテンポをどちらもあげられないという試合でした。
テンポが一定となると、最後の局面のフィニッシュワークの精度が結果を左右するのは必然で、
マドリーは4度あった決定機を決められず、スアレスは2度ともモノにし、PKでトドメを刺しました。
試合をより紐解くと、キーマンの体の重さ(特に中盤、カルバハル)が目に付き、
持つにしても持たれるにしても、試合の主導権がなく、試合を全然コントロールできなかったと思います。
それはジローナ戦の敗北以降、ベストメンバーで戦ってきたことが響いているように感じます。
もっと言うとこれの影響があったかなと感じました。
この試合はジローナ戦の延長線上の文脈で考えるべき試合で、
あの敗北を招いたソラーリの雑な采配が、
その後の保守的な采配をせざるを得ない状況を作ってしまったかなという感じがします。
・レギロン
マドリーのベストプレイヤー。運動量多くチームを引っ張りました。
・ラモス
2失点目の軽率な判断で、試合そのものをフイに。
・ヴィニシウス
彼自身は決定機に絡む機会は多かったです。
フィニッシュのことが言われるでしょうが、
個人的には彼に背負わせすぎていることが問題である気がします。