ロペテギが解任され1週間が経ち、
カンプ・ノウでの大敗からわずか7日間で、
ソラーリの2勝はベルナベウ上層部は変化を感じ、やや安堵が。
1.ヴィニシウス
ロペテギとソラーリの最も大きな違い。
ロペテギ政権下では公式戦14試合で2試合、合わせて12分の出場。
ソラーリのもとでは、ロペテギのように適度に彼をプレッシャーから守りながらも、チームの中心へ。
ソラーリは彼を必要な際にはプレーさせ、先週は120分間出場。
メリージャ戦ではフル出場でアシスト、クロスバーをたたき、
バジャドリー戦では決勝ゴールに決定的な役割。
彼の笑みと自信がマドリーの雰囲気を変えつつあり、選手はピッチ上でこのブラジル人を探すように。
2.サイドバック
ソラーリは、よりロジカルな決断を下すように。右サイドバックがいなければ右サイドバックの控えを起用し、
マルセロがいなければレギロンを起用。
レギロンは2試合で好パフォーマンス。
3.無失点
ソラーリは2試合クリーンシート。
バジャドリー戦は3つの決定機があったものの、チームはロペテギのときよりも献身的。
4.勇敢な決断
ソラーリは論理的で知的であるものの、その一方で勇敢な決断も。
土曜日には残り20分を残しベイル、残り30分を残しカゼミロを下げ、ルーカスとイスコを投入。
5.ピントゥスの帰還
ロペテギ政権下では、ロペテギが信頼するオスカル・カロがフィジカルコーチで、ピントゥスの役割は補佐的なものに
限られていたものの、ソラーリとともに選手が信頼を寄せるピントゥスがフィジカルコーチに復帰。
6-7 運と歓喜
ロペテギは運に見放されており、14回もシュートがクロスバーを叩いたものの、ソラーリでは
クロスバーを叩いたのは相手(バジャドリー)で、オウンゴールで先制。
ロペテギに取っては苦闘の日々も、ソラーリはベンチでも会見中も笑みを絶やさず。