ジダンが進めてきたものが結実しつつあるな、という
とてもとてもポジティブな勝利。
これぞジダンという人選に唸らされました。
良い意味で余裕綽々。
どこかで別に記事を書きたいと思うくらい。
明確なゲームプランがあり、それがうまくはまったことが
両者を分けたもののように思います。
マドリーは2nd Legではサイドをワイドに使い、
じっくりと構えつつ早い攻めを狙う形を採用。
パリのウイングが守備をあまりしないこともあり、
サイドバックが起点の速い攻撃が出来ていたと思います。
・ルーカス
MVP。サイドハーフの仕事に加え、中へ絞ったフォローがとても的確で効いており
起用に応えました。
・ラモス、ヴァラン
ほぼノーミス。完璧。最後の砦として君臨しました。
・コバチッチ
本調子ならもっと攻撃でも試合をコントロール出来るとは思いますが、
守備ではさすがのインテリジェンスを見せつけました。
・カルバハル
守備はパーフェクト。ディ・マリアはキレがあり、それでもチャンスは作ってきましたが、
それは彼だから仕方ないこと。
ディ・マリアをこのレベルに封殺出来るのは彼だけだと思います。
・クリスティアーノ
仕事人ここにあり。
きちんと仕留めました。
・ベンゼマ
また議論を生みそうなパフォーマンス。
彼のキープとチャンスメイクは効果てきめんでしたが、
例によってフィニッシュを仕留めきれず。