MARCA。
水曜にいくつかのメディアは、「僕の夢はPSGでCLを獲得することだ」というコメントで虚偽のドラマを誇張したものの、マドリーはそれに動揺することはなく。
このコメントはPSGの公式マガジンで5月にネイマールとの対談で行われたもの。
事実、エンバペ獲得プランは継続中。
選手には移籍の意思があり、カレンダーという最も重要な要素が彼らの味方。
マドリーは既に数週間前にエンバペ獲得へPSGに直接のアプローチを行ったものの、
PSGが交渉のテーブルにつくことがないという意思がわかるだけという結果に。
しかしそれは予想どおりのことで、次の動きはエンバペによってポチェッティーノに、契約を更新する意思がないと伝えたこと。これは2022年までの契約のエンバペによる、幾度とない契約延長の提示に対する明確な意思表示。
移籍市場においてありふれた戦術であるものの、エンバペ獲得のためエンバペ、マドリーともにPSGを公の場でもプライベートでも、「追い詰める」ことはしない方針。
なぜなら契約満了によって、極めて円満に次のステップに行くことが可能になるため。
マドリーは時間が彼らの味方であることを理解しており、アル・ケラフィ会長がエンバペに関して何を言おうが、いずれPSGは世界で最も引く手あまたのストライカーがフリーで出ていくということを避ける行動を取ると確信。
レアル・マドリーは「アラバ戦術」(契約切れでフリーで獲得できるため売り手にプレッシャー)を繰り返そうとしており、9月1日のマーケット終了した時点で、マドリーは残り4ヶ月でエンバペをフリーで獲得できる状態になることを意味することに。
(残り契約半年の選手は、年明けから翌年以降の契約を自由に他クラブと行うことが可能)
PSGは「売り手」ではないというメッセージが発せられているものの、レアル・マドリーには2億ユーロを超える補強資金があり、これはパンデミックの渦中において驚くべきこと。
ヴァラン売却により45-5500万ユーロが加わり、仮にセバージョス、ウーデゴーア、ヨビッチが売却されればさらにその額は増額されることに。
これらの額は既に金庫にあり、会計上のギミックや選手への支払いを遅らせる必要はなし。
セルヒオ・ラモス、ヴァランの退団によって、手取り2000万ユーロぶんのサラリー負担からマドリーは開放されており、ベイル、イスコ、マルセロらの放出によってマドリーはこの額を増えることを期待。
エンバペ獲得の場合、彼は年俸2500万ユーロを得る見通し。
マドリーはパリが時間に屈し、マドリーに交渉するよう連絡することを待っており、そうでなければ再び夏の終わりに連絡をマドリーから行う予定。もしそれで拒絶された場合、ハーランド獲得をプランBとして発動。
フロレンティーノはこの夏、2人の世界最高のストライカーのうちひとりを補強すべきであると考えており、またファンがアラバ以外に獲得がないことにじれていることも理解。
それゆえ、フロレンティーノはあらゆる手段を講じる意思があり。